江戸真糊糸目友禅ロゴ  
東京友禅の染匠
有限会社ヤマト染芸

(有)ヤマト染芸GALLERY【友禅染と文学】
文学を題材とした
東京友禅(東京友禅・江戸友禅)のきもの・帯

古典的友禅技法の真糊糸目友禅染の着物
文学を題材とした訪問着留袖色留袖付下染帯



 戸初期まで着物は主に絞り縫い箔によって染められていました。江戸時代中期になって完成を見た友禅染の技術と防染糊による染色技術により、多様な絵柄を自由に色彩豊かに染める事が可能になりました。それは政治的、文化的エリート層の奥方達、裕福な商人など町方の子女達の心をとらえました。やがて「源氏物語」「伊勢物語」などの小説、「万葉集」「古今和歌集」などの詩歌から、中国の故事や諺などを踏まえた自分好みの着物を誂え、身に纏う事が大いに流行しました。彼女たちの生活の豊かさ、教養の高さが垣間見えるようで興味深いものがあります。これは又、世界に類を見ない日本独特の服飾文化の自由奔放な懐の奥深さを示すものと言えるでしょう。 一方、物流社会の現代に於いて、着物製作に携わる一人として、「創る自由はある、でも売れないと・・・・・・・。」などと、自らに足かせをかけてしまう自分に、ある種の苛つきを感じるのです。着物が、「伝統的工芸品」と呼ばれ、高付加価値商品となったことが、皮肉にも本来の着物文化の懐の深さを損なっているのではと感じざるを得ないのです。
 以下にご紹介させて頂く当社の作品は、高付加価値商品としての物流など、多くの制約を受けつつも、「源氏物語」「伊勢物語」などの古典小説から、現代小説或いは、「万葉集」「古今集」などの詩歌、或いは魅力的な古典意匠を現在に生かす形で題材に制作した真糊糸目友禅の着物、帯などです。往時の自由奔放さにはほど遠く恥じ入るばかりではありますが、ご高覧後批評ください。


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留袖【遣唐使船大津浦出港の図】 名古屋帯【八橋】
 訪問着【春の野】  留袖【遣唐使船大津浦出港の図】  名古屋帯【八橋】
名古屋帯【山吹の里】  色留袖【藤袴】 名古屋帯【源氏物語・桐壺】
名古屋帯【山吹の里】  色留袖【藤袴  名古屋【源氏物語・桐壺】
 染め帯(古都) 名古屋帯「三笠山] 夏用名古屋帯「源氏物語・野分」
 名古屋帯【古都】  名古屋帯【三笠山】  名古屋帯【源氏物語・野分】
色留袖「寧楽の都」 染め袋帯「月に萩」 留袖「石橋」
 色留袖【寧楽の都】  染め袋帯【月に萩】  留袖【石橋】
留袖「羽衣」 名古屋帯「西遊記」 名古屋帯「七夕」
 留袖【羽衣】  名古屋帯【孫悟空】  名古屋帯【七夕】
訪問着「漱石・四季」 名古屋帯「漱石」 名古屋帯「月に萩」
 訪問着【漱石・四季】  名古屋帯【漱石】 名古屋帯【 月に萩】
名古屋帯「筒井筒」 色留袖「我が庵は・・・」 名古屋帯「源氏物語・若紫」
 名古屋帯【筒井筒】  色留袖【我が庵は・・】  名古屋帯【源氏物語・若紫】


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