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東京友禅の染匠
有限会社ヤマト染芸

有限会社ヤマト染芸GALLERY【撒き糊のきもの】

撒き糊染は餅粉を炊いて造った防染糊を竹の皮に薄くのばし、乾燥した糊をを砕き、粒をそろえ、,濡れた生地に均等に撒いてゆきます。地入れをすることにより撒き糊が生地にしっかりと食い込み防染力を発揮します。地色を引き染めした後に、糊を水洗で落とすと全体が蒔絵の梨地状に染め上がります。撒き糊の大きな特徴は一粒々々鋭角的に角張っている事です。季節に応じて非常に繊細な湿度管理が必要ですが、日々の湿度管理も重要で、これをを誤ると撒き糊が丸くなってしまったり、場所により粒の大きさが違ってしまう等の不上がり品となってしまします。防染糊の適度な保湿力と加工時の厳格な湿度管理が欠かせません。蒔絵の梨地に似ている所から蒔糊と書かれる事もあります。
撒き糊染は残念ながら、技術的な難度と高コスト(スペースの問題も含めて)、を製品価格に反映しがたく、当社では現在、撒き糊を使ったきものは生産はしておりません。
このような「製品の完成度」を追求し続ける挑戦を放棄してしまった事に今は忸怩たる思いがあります。
そんな悔やむ思いも込めて、まずはかつての作品をご高覧ください。


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