有限会社ヤマト染芸








名古屋帯
 「源氏物語」五帖『若紫』


生地:塩瀬・真糊糸目友禅・刺繍

あらすじ
 『病を得た光源氏が人に勧められ加持祈祷を受ける為に北山に赴いたおり,山中をそぞろ歩いているとなにやら少女の泣く声が聞こえてくる。何事かと小柴垣の隙間から庵を覗いてみると美しい少女(「若紫」後の「紫の上」)が「伏せ籠に飼っていた雀を誰かが逃がしてしまった」と泣いていました。源氏は此の姫君に「藤壷」(幼くして死別した母「桐壷の更衣」の面影を求めて源氏が恋いこがれた継母)の面影を見るのでした。それも道理で姫君の父は「藤壷の宮」の兄「兵部卿宮」なのです。源氏は此の姫君を何とか自分の屋敷に迎えたいと思い,養育していた祖母の尼宮が亡くなった折りに、兵部卿宮に引き取られる前に先手を打ち、二条の屋敷に強引に引き取りってしまいました。源氏は暫く参内せず養育につとめるうち、姫君も次第に源氏が頼りと慕うようになってゆきました。』
 この源氏と若紫の出会いの情景がモチーフです。






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